明大・丸山 本領を発揮し始めた“甲子園盗塁王” 小園、藤原の活躍刺激に

[ 2019年3月2日 12:38 ]

足と打撃を生かしレギュラーを狙う明大・丸山
Photo By スポニチ

 東京六大学野球の明大が2月23日から行った宮崎遠征を終えた。社会人、大学と6連戦を行いで3勝1敗2分と新チームの初対外試合としては上々の滑り出しを飾った。

 ドラフト1位候補の森下暢仁投手がHonda熊本戦(2月26日)で153キロをマーク、中2日で先発した東邦ガス戦(1日)では初回から6連続三振の3回7Kなどエースの貫禄を示す一方で、野手で一番の収穫は2年生となる丸山和郁外野手(前橋育英)だった。高校時代は夏の甲子園盗塁の大会タイ記録(8)を作り、U18高校日本代表にも選ばれた。期待されて入学したが、春のオープン戦で盗塁を試みた際相手遊撃手と交錯して左肩を脱臼、手術して半年間棒に振った。だから今年に賭ける思いは誰よりも強い。

 「昨年はケガをして何もできませんでした。同期の陶山(常総学院)が(秋季リーグ戦で)スタメン起用されスタンドで悔しい思いもしましたからね」

 寮で同部屋でもあった陶山の活躍が丸山のやる気に火を付けた。善波達也監督からは「三振をするな、ゴロを打て」と言われている。足を生かすためバント練習も欠かさない。「春の沼津キャンプではバットを上から出すというか、バットの軌道が安定してきた感じです。社会人の制球のいい投手にも対応できるようになってきました」と自信をのぞかせた。

 事実、今回の遠征6試合、初戦の東京ガス戦こそスタメンで無安打に終わったが、2度目の先発となったHonda熊本戦で3打数2安打。徳山大戦は5打数3安打、最後となった東邦ガス戦では2番打者としてバント安打を含む5打数4安打1盗塁、3得点と大活躍。通算17打数10安打の打率・588の2盗塁、6得点と結果を出した。

 「少しずつ自信というか、やれる!という気持ちにはなってきました。でもすぐ名古屋遠征(3日から)もあるから調子を落とさずアピールしていきたい」

 U18高校日本代表でチームメートだった1学年下の小園(広島)藤原(ロッテ)の活躍は刺激になっているという。外野の3つのポジションが空いている今季の明大。このままアピールを続けレギュラー獲得を狙っていく。

続きを表示

「第91回(2019年)選抜高等学校野球大会」特集記事

「稲村亜美」特集記事

2019年3月2日のニュース