オリ2年目・西浦、開幕2番あるぞ!安打に盗塁「強い気持ちを持って」

[ 2019年2月28日 05:30 ]

練習試合   オリックス8―4韓国・斗山 ( 2019年2月27日    SOKKEN )

2回2死一、二塁、西浦は右前適時打を放つ(撮影・井垣 忠夫)
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 高卒2年目のオリックス・西浦が「2番・中堅」での開幕スタメンを大きく引き寄せた。この日の韓国・斗山との練習試合では「2番・右翼」で先発。2回2死一、二塁で昨季15勝右腕のリンドブロムに対し追い込まれながらも直球を弾き返し右前適時打を放った。

 「タイミングの取り方を変えてから調子が良くなった。今年の目標が開幕1軍なので、強い気持ちを持っています」

 キャンプ中盤に、田口壮野手総合兼打撃コーチから「トップを早めにつくって、いつでもいけるように」と助言を受けると打棒が開花。実戦10試合に出場し31打数10安打の打率・323、1本塁打、5打点の成績を残す。

 西村監督も「日々成長していて楽しみ。打つことに関しては十分」と高評価し「攻撃を考えると2番かな」と開幕2番構想を明かした。今オフはキックボクシングジムにも通って下半身も強化。「前に突っ込まないようになってきた。(1番の福田)周平さんが打てなかったら、僕が打つぞという気持ちがあります」。スター性を秘めた「攻撃型2番」誕生の予感がする。(鶴崎 唯史)

 ◆西浦 颯大(にしうら・はやと)1999年(平11)5月21日生まれ、熊本県出身の19歳。明徳義塾から17年ドラフト6位でオリックス入団。18年10月1日の楽天戦8番・右翼で1軍デビューしてプロ初安打と初盗塁。通算2試合で1安打、1盗塁。1メートル78、70キロ。右投げ左打ち。

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