マリナーズVの鍵は“雄星順応プラン”4月と9月で変わる先発ローテ陣

[ 2019年2月14日 05:30 ]

 【プレスα ラリー・ストーン】マリナーズのローテーションで今言えることは、4月と9月では顔触れが変わるだろうということ。開幕当初はおそらくマルコ・ゴンザレス、菊池雄星、フェリックス・ヘルナンデス、マイク・リーク、ウェード・ルブランの5人だが、今季のゴールは若手を育てること。20年以降のプランに入っているのはゴンザレスと菊池の2人だけで、オフに獲得したジャスタス・シェフィールド、エリク・スワンソン、ジャスティン・ダンを育てたい。

 チームが一番放出したいのは、2年総額3600万ドル(約39億9600万円)の契約を残すリーク。前半戦で好投して、優勝を狙うチームから彼に声が掛かればと願っている。もっとも、トレード拒否条項が契約に入っていて簡単ではない。

 長くエースだったヘルナンデスは、ここ3年は平凡で、昨季は8勝14敗、防御率5・55と散々だった。今季が7年総額1億7500万ドル(約194億2500万円)の最終年。昨季のような投球なら、シーズン途中でも解雇するだろう。調子が良ければトレードでの放出に動く。

 全ては20年以降に優勝争いをするためだが、目を引くのは菊池雄星への順応プラン。今まで日本人先発投手は中4日の登板間隔や、シーズン30試合を超す先発数に疲弊し、3年で成績が落ち、肩肘のケガを招いた。そこで菊池には5、6試合に1度、1イニングか球数30球限定の試合をつくり、負担を軽減する。

 プラン担当はブライアン・デ・ルーナス。メジャー経験はなく、高校、大学のコーチの後、民間施設で指導してきた。昨季マ軍ブルペンコーチに抜てきされ、今季は投手陣の育成&戦略部長だ。得意分野はアナリティクスとテクノロジー。ビッグデータで菊池をどうアジャストさせるか興味深い。 (シアトル・タイムズ紙遊軍記者=構成・奥田 秀樹)

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