ドジャース本拠地で悲劇 頭部にファウルボールが直撃した女性が死亡

[ 2019年2月5日 16:24 ]

ドジャー・スタジアム (AP)
Photo By AP

 昨年8月に大リーグの試合を観戦していた79歳の女性が、ファウルボールを頭部に受けたことが原因で死亡していたことが分かった。米国のスポーツ専門局ESPN(電子版)が検視官の話として4日に報じた。

 女性は昨年8月25日、ロサンゼルスのドジャー・スタジアムで開催されたドジャース―パドレス戦を観戦していた際、ファウルボールが頭部を直撃。近くの病院に緊急搬送されたが、4日後の29日に死亡が確認された。

 検視官によると、死因は「外傷による頭蓋骨内の急性出血」とのこと。ファウルボールは防球ネットにカバーされた一塁側に飛んだが、不幸にも女性は強烈な打球を直接頭部に受けてしまったようだ。この事故はこれまでメディアによって取り上げられることがなかったが、ドジャースは女性が亡くなった5カ月後の4日に声明を発表。故人とその家族にお悔やみの言葉を送ったが、「事故に関する詳細はコメントはできない」とされていた。

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2019年2月5日のニュース