巨人・丸、若手から質問殺到 原監督「彼のペース」10日紅白戦出場へ

[ 2019年2月5日 05:30 ]

巨人・春季キャンプ ( 2019年2月4日 )

打撃練習をする丸(撮影・西尾 大助)
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 広島からFA移籍した巨人・丸佳浩外野手(29)が10日の紅白戦に出場することが4日、決まった。原辰徳監督(60)が明言した。今季初めて主力が出場する実戦で移籍デビューを迎える。2年連続MVPのスラッガーの加入で、チーム内では「丸色」が浸透中。その丸を2番に据える構想もあり、昨季までの同僚で再会した新井貴浩氏(42=本紙評論家)も太鼓判を押した。

 全体練習後に約1時間の特打。打撃マシンに向かい、丸が若手のようにバットを振り続ける。10日には紅白戦を予定。原監督は、丸も例外なく出場することを明かした。

 「もちろん出ます。紅白戦というのも全て1軍というチームメニューとして行うこと」。移籍後初の実戦。シーズンでは超攻撃的な布陣で2番を打つ可能性もある昨季39本塁打の丸は「しっかりといい内容が出るように頑張ります」と応じた。

 今季初めて坂本勇や新外国人ビヤヌエバら主力が出場する実戦。6日後に控えた丸が調整を続ける。広島時代から続ける8種類のティーで打撃練習を開始。フリー打撃では92スイングし、5本の柵越えを披露した。初日は低い打球にこだわり柵越えゼロ。この日は、打球に角度をつけた。

 5年ぶりのV奪回を狙う巨人を「丸色」に染めている。広島時代に使用していたフェースガード付きヘルメットを坂本勇、陽岱鋼(ヨウダイカン)、ゲレーロらが使い始めた。さらに坂本勇は丸が打撃のインパクト時に発する「シュッ」という声をまねて打撃練習。4日連続で特打を敢行する丸の姿は大きな刺激を与えている。

 原監督も「彼のペースにジャイアンツの選手たちも巻き込まれている雰囲気はあるよね」と実感する。自主トレ期間中から、育成を含む若手にアドバイスを求められてきた。丸は「若い子でも、何か聞かれたら“俺はこうだよ”と伝えるようにしている」と惜しみなく助言を送ってきた。

 すっかり巨人になじんでいる姿に、広島時代の大先輩も安どした。昨季まで同僚だった新井貴浩氏と再会。「お父さんみたいな存在」と慕う新井氏との2カ月ぶりの対面に「いろいろ心配してくれていたので、会えてうれしかった」と喜んだ。

 広島からFAで阪神に移籍経験のある先輩からの「環境が変わって、無意識のうちに力が入ると思うから、ケガには気をつけろ」というアドバイスにも感謝した。巨人のユニホーム姿には「笑われました」と愛あるイジリを受けたが、その姿勢は融合をもたらしている。 (青森 正宣)

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