小枝守氏の通夜に2000人 清宮ら代表メンバーも参列「本当に感謝しかない」」

[ 2019年1月27日 19:45 ]

<故・小枝守氏通夜>野球のボールに見立てた祭壇(撮影・荻原 浩人)
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 肝細胞がんのため21日に67歳で死去した元日大三、拓大紅陵、侍ジャパンU―18代表監督の小枝守氏の通夜が27日、東京・桐ケ谷斎場で営まれた。野球のボールとグラウンドがイメージされた祭壇にはユニホーム姿でほほえむ遺影が掲げられ、清宮(早実、現日本ハム)や安田(履正社、現ロッテ)、堀(広島新庄、現日本ハム)、藤原(大阪桐蔭、現ロッテ)ら代表メンバー、拓大紅陵時代の教え子の加藤(現日本ハム)ら約2000人の球界関係者が手を合わせ、別れを惜しんだ。

 清宮は「短い間でしたが、日本を代表して戦う中で僕たちをまとめあげてくれた。本当に感謝しかない」と沈痛の面持ち。堀も「小枝監督のおかげでジャパンで結果を残せてプロに入れたと思っている」。安田は「亡くなったのは間違いではないかと思い、何度も記事を見返した」と肩を落とした。

 加藤は「監督がいなかったらプロで野球をやれていない。拓大紅陵に行ったからここまで野球を続けられていた。もっと活躍する姿を見せたかった。天国で見ていてくれていると思う。これから活躍して報告したい」と遺影にさらなる活躍を誓った。

 きょう28日には同所で告別式が営まれる。

 <主な参列者>小倉全由(日大三監督)、森士(浦和学院監督)、岩井隆(花咲徳栄監督)、米沢貴光(関東第一監督)、善波達也(明大監督)、大久保秀昭(慶大監督)、桜井周斗、松尾大河(以上DeNA)、中村奨成、小園海斗(以上広島)、早川隆久、徳山壮磨(以上早大)、入江大生、丸山和郁、磯村峻平(以上明大)、伊藤寛士、佐藤勇基、三浦銀二、山下輝(以上法大)、川端健斗(立大)、古賀悠斗(中大)=敬称略

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