中日・根尾&ロッテ・藤原、2・14対決に意欲 大阪桐蔭卒業式に出席

[ 2019年1月27日 05:30 ]

クラスを代表して卒業証書を授与される根尾(撮影・奥 調)
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 昨秋のドラフト会議で1位指名を受けた中日・根尾昂内野手(18)、ロッテ・藤原恭大外野手(18)が26日、大阪桐蔭で行われた卒業式に出席した。卒業生を代表し、卒業証書を受け取る根尾が壇上に上がると、一斉にフラッシュを浴びた。「皆勤賞」「部活動功労賞」に加え、全国大会で優勝もしくは金賞に輝いた生徒が表彰される「桐蔭特別名誉賞」も受賞した。

 「甲子園に出場して優勝させてもらった。最高のチームメートと巡り会えた」

 投打で活躍し、甲子園史上初となる2度目の春夏連覇に導いた。高校最後の制服にも、3年を過ごした仲間と再会しても、その表情は引き締まっていた。

 右ふくらはぎ痛のため、2月1日からの春季キャンプは沖縄・読谷村での2軍スタートとなったが、早期回復に自信を示す。「早く治したい気持ちはあるし、そこまで大きな(故障という)感じでもない。しっかりプレーできるところを見せられるように」と、2月14日に予定されているロッテとの練習試合へも意欲を示した。

 昨夏の甲子園で3発をマークした藤原も「チームメートが相手になる。いい刺激をもらえる。やったらプラスだと思う」と初対決を心待ちにする。一方で、根尾は「14日が特別ではない。開幕もそうだけど、通過点」と一年通しての活躍と、その先の夢も見据えた。

 昨年は高校日本代表に選ばれた。「今の時点ではないけど、そのレベルに達したときには、一緒にやってきたメンバーとなりたい」。ともに大阪桐蔭をけん引してきた藤原、日本ハム・吉田輝らと侍ジャパンの主力になることを夢見て、式典後の根尾は27日からの2軍合同自主トレに備えて沖縄入りした。

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