楽天・則本“マー君超え”投手8冠宣言「総なめできるように」

[ 2019年1月27日 05:30 ]

ブルペンで投げ込む則本(撮影・西尾 大助)
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 楽天・則本昂が、楽天生命パークで自主トレを公開した。7年目となる今季は「各タイトル争いに食い込む数字を残したい。総なめにできるように」と壮大な野望を宣言。先発投手が獲得できる全タイトルを受賞し、チームを13年以来のリーグ優勝へと導く決意だ。

 球団では13年田中将大(ヤンキース)が最多勝、最優秀防御率、最高勝率、沢村賞、MVP、ベストナイン、ゴールデングラブ賞の7冠を達成。唯一逃した最多奪三振は、則本昂が14年から5年連続で受賞している。「田中超え」の8冠を達成すれば、球界史上初の快挙で、チームのリーグ制覇も見えてくる。育成ドラフト2位で入団した弟・佳樹(山岸ロジスターズ)にとっても最高の手本になる。

 2年連続6度目となる開幕投手の大役に照準を合わせる。この日は室内練習場のブルペンで42球を投げ込み「プロ生活の中で一番、自主トレで体を仕上げてきた」と状態の良さを実感。「特別な一試合。やりたい気持ちは去年よりも強い」。まずは、昨季の最優秀防御率の岸との戦いを制する。(重光 晋太郎)

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2019年1月27日のニュース