広島・誠也「打点王」宣言!プロ7年目で初めてタイトル言及

[ 2019年1月18日 05:30 ]

ウォーターバッグで負荷をかけ内川(右)とトレーニングする鈴木(撮影・岡田 丈靖)
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 広島・鈴木誠也外野手(24)が17日、ソフトバンク・内川らと宮崎県日向市で行う自主トレを公開し、今季目標に「打点王」を掲げた。40本塁打、100打点など数字を挙げることはあっても、個人タイトルに言及するのはプロ7年目にして初。今季から背番号1を背負い、チームの顔となった4番打者は、リーグ4連覇に導く有効打量産を誓った。

 実に濃密だった。入念なウォーミングアップからランニング、体幹トレ、さらには内外野ノックに打撃練習。鈴木は爽快な汗を流しながら、課されたメニューを内川やソフトバンク・上林、ロッテ・吉田、三家(元広島)らと消化した。

 「ほどよい緊張感の中で、内川さんや他の選手に刺激を受けながら、いい練習ができている。遊びではなく、キャンプさながらに」

 昨春は右足首のリハビリに専念しており、2年ぶり3度目の内川塾入門。ボルト除去手術を受けた患部は順調に回復し、外野ノックでは切り返しの動作も披露した。「去年はできなかった。まだ完ぺきではないけど、少しずつ上げていきたい」と前を向いた。

 リーグ4連覇と日本一を目指す今季。陣容は様変わりした。主力の丸と新井貴浩氏(スポニチ本紙評論家)が移籍、引退し、代わりに長野が加入。「実績と経験がある方。優勝したい…と思って来てくれるはずだし、楽しみ。勉強したい」と、巨人の看板選手を歓迎する。

 その分、鈴木への期待は高まるばかりだ。背番号1に変わり、もはやチームの顔。変革期だからこそ、グラウンド内外での貢献が求められる。24歳は百も承知だ。ただ、背負い過ぎて自分を見失っては本末転倒。「あまり意識せずにやりたい」とし、主砲としての今季目標に言及した。

 「結果を出して、チームを引っ張っていかないと。4番を打たせてもらっているので、打点王を頭に入れてやっていきたい」

 新年1月1日、新井氏との正月対談で鈴木は40本、100打点を挙げた。ただ数字には触れても、個人タイトルを目標に掲げたのは7年目で初だ。あくまでチームの勝利を最優先し、結果「タイトルが獲れたら」と理想像を描いてみせた。

 塾を主宰する内川は「来るたびにスケールが大きくなり、頼もしい。今はチーム内川でやっているけど、いずれはチーム誠也をつくってほしい」とエールを送った。希代のヒットメーカーも認める才能。若き主砲がセ界王者をけん引する。 (江尾 卓也)

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