巨人・山口俊、守護神“復帰”で貢肩だ「どういう役割であれ結果を」

[ 2018年9月4日 06:05 ]

金沢駅に到着した山口俊(撮影・島崎忠彦)
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 巨人・高橋監督が、先発から抑えに転向する山口俊に「(抑えは)正直なかなか思うようにいっていないところ。経験と力に何とか頼りたい」と期待を寄せた。4日の古巣DeNAとの連戦から1軍に合流する。

 山口俊はDeNA時代の14年途中に先発転向するまで、通算111セーブをマークした。今季は菅野とともに先発の柱として8勝。疲労蓄積を考慮されて8月下旬に出場選手登録を抹消されたが、2軍戦で2試合の中継ぎ登板を経て1軍に復帰する。金沢入りした右腕は「どういう役割であれ、結果を出さないといけない。チームが勝てるように頑張りたい」と話した。古巣からセーブを挙げれば、史上5人目の全12球団セーブを達成する。

 チームは今季守護神を務めたカミネロ、マシソンが故障のため離脱し、アダメスも4試合連続で失点中だ。指揮官は「今まで頑張ってくれていたメンバーを一人ずつ前に持っていく」と説明。上原、沢村、アダメスで山口俊につなぎ、勝ち試合をつくる。 (神田 佑)

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2018年9月4日のニュース