阪神メッセ、久々“指定席”に気合「自分の投球をして勝ちたい」

[ 2018年9月4日 05:30 ]

キャッチボールをするメッセンジャー(撮影・坂田 高浩)
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 「指定席」から最後の白星量産を期す。4日の広島戦に予告先発された阪神・メッセンジャーが、久々となる火曜日の登板に気合を入れた。

 「(大事な火曜日の先発は)クール(かっこいい)でしょ?」

 エースは短い言葉にプライドをにじませた。先発の柱が任されるべき週頭の登板は、球宴開けだった7月16日の巨人戦(この時は変則日程で月曜日)以来。後半戦は間隔を詰めて登板してきたこともあり、カード初戦に固定されることはなかった。

 今回も自身2戦連続中5日登板で、火曜日に巡ってきた形だが、相手は優勝マジックを13まで減らし首位を独走する広島。今季6勝11敗とチームとして大きく負け越し、苦杯をなめ続けている相手に、意地を見せたい3連戦の初陣を託された。

 「自分としては、相手が誰であれ、自分の投球をして勝ちたい。対戦相手のことばかり考えるのは良くないと思っている」

 燃えさかる闘志を必死に抑えるように、冷静に、着実に、目の前の打者を打ち取っていくことを自らに言い聞かせた。8月16日の対戦では白星こそ付かなかったが7回1失点でチームも勝利。2戦連続の“鯉封じ”で9月3連勝を呼び込むべく、3日は甲子園球場の指名練習に参加し、ショートダッシュなどで最終調整を終えた。

 8月10日のDeNA戦で11勝目を挙げ日米通算100勝に王手をかけてから3試合白星から遠ざかる。レギュラーシーズンは残り31試合で今後5、6試合の登板が予想される。開幕前に大きな目標に掲げたバッキーの持つ球団の外国人最多勝利100勝まで、あと5で、一つも負けられない状況だ。

 「負けるのは嫌いなので。個人の記録はクールだと思うけど、チームスポーツなので。勝たないといけない。シンプルに自分たちの野球をできれば良いと思う」。勝つことにこだわってきた大黒柱の底力を見せる時が来た。(遠藤 礼)

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