ヤ軍ジャッジ、大谷へエール「永遠のライバル」再戦心待ち

[ 2018年9月4日 05:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス2―4アストロズ ( 2018年9月2日    ヒューストン )

ヤンキースのジャッジ外野手
Photo By 共同

 昨季ア・リーグ新人王と本塁打王を獲得したヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(26)が本紙の取材に答え、大谷を「永遠のライバル」に指名した。投打の二刀流を長く続けてほしいとエール。今季も26本塁打を放ち、右手首骨折から復帰間近の大砲は、再戦を心待ちにした。

 大谷の素晴らしさを何か一つに限定して指摘するのは簡単ではない。100マイル(約161キロ)の速球を投げられる投手は、この惑星に数えるほどしかいない。メジャーの投手の球をあれほど遠くまで飛ばせる打者もほとんどいない。その両方をやり遂げられる選手には、これまでお目にかかったことがない。エンゼルス戦で野手としてのプレーに接したけど、見ていて楽しいし、彼のような選手と同じフィールドで対戦できるのは喜びだよ。

 ベースボールIQも高く、走塁時にも一つでも先の塁に進もうとする。状況に応じて、走者を進めるような打撃をするのも見てきた。あの若さで聡明(そうめい)なプレーができることには感心させられる。

 彼には明るい未来が広がっている。何年もこのリーグでプレーし続けるだろうし、僕は彼と競い合えることをうれしく思う。最高級の選手である彼と、投手、打者の両方で、しばらくは対戦を楽しめるだろう。

 大谷には、可能な限り、両方を続けてほしいと伝えたい。投打両面で特別なことができる選手。若いうちはぜひとも両方を続けてほしい。僕も自分が両方がこなせるような選手だったら、どんなに素晴らしいかと思う。

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2018年9月4日のニュース