大谷 古巣ハム訪問 栗山監督に近況報告、さあ15日キャンプイン

[ 2018年2月13日 05:30 ]

古巣・日本ハムのキャンプ地を訪れ栗山監督と会話を交わす大谷(左)
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 エンゼルス・大谷翔平投手(23)が11日(日本時間12日)、古巣・日本ハムのキャンプを訪れた。チームメートと旧交を温め、代理人・ネズ・バレロ氏(54)とともに栗山英樹監督(56)に近況報告。指揮官から激励の言葉を贈られた大谷は、14日(同15日)にキャンプインする。

 午前10時57分。黒いブルゾンにジーンズ姿の大谷を乗せた車が球場に到着すると、報道陣、ファンが一気に集結した。日本ハム関係者が運転するカートに乗って練習中のグラウンドを移動しながら栗山監督、コーチ、スタッフ、元チームメートにあいさつ。冗談を飛ばし合い、自然と頬は緩んだ。

 その後は施設内に移動し、同行した代理人のバレロ氏も交え、近況報告も行った。大谷は日焼けした指揮官に向かって「黒いっすね〜」と話し掛けると、「この(ダイヤモンドバックスの)施設は素晴らしいですね」と笑顔。指揮官はキャンプインを目前に控えた愛弟子の訪問に「翔平らしいよね」と感謝し「こっちが気になることは伝えた。完全にこれで(日本ハムを)離れていく。心配は尽きないけど、今まで通りやってくれると信じている」とエール。昨年10月に手術した右足首を含めた体の状態、エ軍の施設など環境面も確認し合った。

 滞在時間は1時間28分。報道陣対応こそしなかったが、自主トレの拠点とするエ軍のマイナー施設の休日を利用し、古巣に目いっぱいの感謝と新天地への決意を伝えた。13日(日本時間14日)に同州テンピでバッテリー組の集合日を迎え、14日(同15日)にキャンプ初日を迎える。メジャーでの二刀流について、栗山監督は「今までも自分でやってきた。大丈夫」と言い切った。大谷が全米を驚かしてくれることを誰もが信じている。(柳原 直之)

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