中後 メジャー昇格へ「奥行きの勝負」米3年目決意渡米

[ 2018年2月13日 05:30 ]

メジャーキャンプ参加のため渡米したダイヤモンドバックス傘下の中後
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 ダイヤモンドバックスとマイナー契約を結んでいる中後が、羽田空港から渡米した。米挑戦3年目で、メジャーキャンプは昨年に続き2回目の参加となる。「(自主トレは)順調にきている。自分の持っている力をどれだけ後悔なく出せるか」と意欲を語った。

 昨季は傘下2Aと3Aで計50試合に登板。課題だった速球系の制球と、スライダーに次ぐ決め球としてのチェンジアップを磨いた。特にチェンジアップは「(打者の)右左に関係なく投げられるようになった。(球速差と縦の変化で)奥行きの勝負ができるようになったのが成長」と手応えを口にする。大谷への注目が日々高まるアリゾナで、変則左腕が結果を出してはい上がる。(大林 幹雄)

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2018年2月13日のニュース