日体大が始動 年末年始はキャンプ費用のためバイト 古城監督「稼ぐことの大変さやお金の大事さを感じて」

[ 2018年1月10日 18:52 ]

晴れやかな表情で必勝祈願を終えた日体大ナイン
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 昨秋明治神宮大会を制した首都大学リーグの日体大が10日、神奈川県横浜市の同大グラウンドで始動した。練習前には川崎市の琴平神社まで往復8キロをランニングし、必勝を祈願。今秋ドラフト候補でエース兼主将の右腕・松本は「体はちゃんと動いた。安全祈願もして、とにかくケガのないようにとお祈りした。秋春連覇を達成したい」と力強く宣言した。

 年末年始はナインの多くが、2月のキャンプ費用のためにアルバイト。古城隆利監督は「パン工場や配送のアルバイトをしていました。稼ぐことの大変さやお金の大事さを感じてもらえるかなと思って」。

 昨年も同じ神社で必勝祈願し、秋に日本一を達成。指揮官は「新たな気持ちでチャレンジャーのつもりでやっていきたい」と気を引き締めた。

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2018年1月10日のニュース