前ロッテ監督の伊東勤氏 スポニチ評論家に「メジャーも」

[ 2018年1月10日 05:30 ]

スポニチ本紙評論家に就任し、花束を受け取る伊東氏
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 西武黄金期の名捕手で、前ロッテ監督の伊東勤氏(55)が9日、スポーツニッポン新聞社の評論家に就任した。7年ぶりに現場を離れて評論活動を行うことになる伊東氏は「キャンプでは各球団を訪問する。メジャーも見ると思う」と精力的に足を運ぶ考えだ。

 西武で過ごした22年間の現役生活では14度のリーグ優勝と8度の日本一に貢献。黄金期を扇の要として支え、ベストナイン10度、ゴールデングラブ11度、最優秀バッテリー賞6度受賞する輝かしい実績を残した。

 04年から指導者に転身すると、就任1年目に西武を日本一へ導いた。12年には韓国・斗山ベアーズのヘッドコーチを務めるなど見識を深め、13年からロッテ監督に就任。守り勝つ野球を前面に押し出し、在任5年間で3度のAクラス入りを果たした。ロッテ退団後の昨年10月には、侍ジャパンの強化副本部長に就任。20年東京五輪に向けて、その手腕が期待されている。

 ◆伊東 勤(いとう・つとむ)1962年(昭37)8月29日、熊本県生まれの55歳。熊本工では3年夏に甲子園出場。82年にドラフト1位で西武入団。通算2379試合に出場し、1738安打。通算305犠打はパ・リーグ記録で、通算134盗塁は捕手として歴代最多。04〜07年に西武監督(04年に正力賞)、13〜17年にロッテ監督。17年1月に野球殿堂入り。現侍ジャパン強化副本部長。

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