Dバックスと合意の平野 高評価の理由 フォークとゴロアウトが決め手に

[ 2017年12月23日 05:30 ]

今春のWBCで背番号「66」を背負った平野
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 オリックスから海外フリーエージェント(FA)権を行使し、メジャー移籍を目指している平野佳寿投手(33)がダイヤモンドバックスと2年契約で合意したことが21日(日本時間22日)、分かった。米メディアが報じた。2年総額600万ドル(約6億7800万円)で、身体検査を経て近日中にも正式契約を結ぶ。救援右腕は新守護神の最有力候補に挙がっている。

 通算156セーブを誇る平野の新天地が、ダイヤモンドバックスに決まった。タイガースやジャイアンツなども獲得に動き、代理人ジョン・ボッグス氏は今月中旬のウインターミーティングで「活発に動いているのは8球団」と明かしていたが、平野が選んだのはダ軍。19日に渡米して交渉を重ねたとみられ、2年契約で合意した。

 その新天地は守護神が不在だ。今季39セーブを挙げ、通算300セーブの40歳右腕ロドニーが今オフにツインズへ移籍。トーリ・ロブロ監督はウインターミーティングで「クローザーが誰になるか現時点では分からない」と話していた。平野以外の守護神候補は2人いる。ただ今季63試合に登板し、1セーブで防御率1・73の中継ぎ右腕ブラッドリーについては指揮官が「(来春の)キャンプでは先発として調整させる」と明言。オフにレイズからトレードで獲得した右腕ボックスバーガーは15年に41セーブを挙げたが、故障続きの最近2年間は0セーブ。平野が筆頭候補だ。

 米球界の評価を上げたのは3月のWBC。中継ぎで侍ジャパン最多タイの6試合に登板し1勝0敗、防御率3・38。5回1/3で7三振を奪った。米国で希少なフォークを武器とするのが強みだ。大リーグ公式球と同じで、滑りやすいWBC球に苦しむ日本投手が多い中、決め球を操った。

 また、ダ軍の本拠チェース・フィールドは打球が飛ぶ球場として知られ、フライが多い投手には不利とされる。あるスカウトはゴロアウトが多い平野の投球が打者有利の本拠を持つ球団にフィットすると分析していた。

 オリックスでつけた背番号16は、売り出し中の内野手オーイングスが背負っている。そのため、米移籍を前進させたWBCでつけた66が有力とみられる。

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