ソフト「4番・内川」で迎撃 工藤監督「顔生き生きしている」

[ 2017年10月18日 09:00 ]

パCSファイナルステージ第1戦   ソフトバンク―楽天 ( 2017年10月18日    ヤフオクD )

笑顔で練習する内川
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 楽天を迎え撃つソフトバンクの工藤監督は「打線のつながりを考えれば、4番の内川君とその前後が鍵になる」と話し「CSへの思いが伝わってくるし、顔も生き生きしている。4番でいい」と主将の内川に4番を託す考えを明かした。

 7月下旬に左手親指を骨折し、1軍復帰した9月30日からのオリックス2連戦は「5番」。不在の間、柳田、デスパイネが4番を務め、デスパイネは35本塁打、103打点で打撃2冠王となった。それでも内川は11年と15年のCSで最優秀選手に選ばれ、短期決戦の強さは証明済み。12日の紅白戦では故障後初本塁打を放つなど、状態を上げていた。指揮官の4番指名に、内川は「みんなに恩返しの気持ちで頑張る」と闘志を燃やした。

 内川は右脇腹痛でファイナルSの復帰は絶望的となった柳田についても「自分がいないとき、頑張っている姿を見ていた。あいつ(柳田)が責任を感じることがない結果にしたい」と話した。柳田を日本シリーズに連れて行く。その思いを胸に日本一奪回へのスタートを切る。

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2017年10月18日のニュース