東都2部は駒大が優勝 13試合中4試合が延長 大倉監督 就任2シーズン目で1部挑戦権

[ 2017年10月18日 16:37 ]

東都大学野球2部秋季リーグ戦第7週最終日   駒大4―2青学大 ( 2017年10月18日    大和 )

 駒大が青学大に連勝し8勝3敗の勝ち点4を挙げ2部の優勝を決めた。

先発の辻本宙夢(ひろむ、3年・静岡)が7回途中まで1失点に抑え、2番手の白銀(しろがね)滉太(3年、日体大柏)が9回に1点を奪われたが何とか外野手のファインプレーに助けられ抑えきった。

 今季の駒大は打線が今ひとつで延長15回引分けを2度経験。国士舘大には延長15回サヨナラ勝ちと13試合中、4試合が延長戦だった。その中、左腕エース東野龍二(4年、履正社)右腕エースに成長した辻本、救援でフル回転した白銀の3人が2部投手部門の防御率1〜3位を独占。東農大に連敗するなど苦しいシーズンだったが、元女子野球日本代表監督を務めた大倉孝一監督(55)が今年春から就任。しっかりした守りからの野球で就任2シーズン目で何とか1部挑戦の権利を得た。

 14年秋には1部で優勝し神宮大会も制覇して日本一に輝いた。その翌年の秋には最下位に転落し、東洋大との入替え戦にも敗れ2部に転落していた。この日もチアリーダー、応援部などが熱心にチームを鼓舞。太田誠元監督らOBも大和スタジアムに駆けつけ2部優勝を喜んでいた。

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2017年10月18日のニュース