智弁学園「史上最弱」から3年連続V 16安打17得点で圧勝

[ 2017年10月12日 19:25 ]

秋季奈良大会決勝   智弁学園17―4高田商 ( 2017年10月12日    佐藤薬品スタジアム )

3年連続17度目の優勝を決めた智弁学園
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 秋季奈良大会の決勝があり、智弁学園が17―4で高田商を圧倒。3年連続17度目の優勝を決めた。3位決定戦は法隆寺国際が今夏の甲子園で4強入りした天理を13―7で破った。

 3年連続の選抜大会出場を狙う智弁学園が16安打17得点の圧勝劇で3年連続17度目の頂点に立った。殊勲はエース伊原陵人投手(2年)だ。本業では9回4失点の粘投。バットでも4回に右翼へ同点ソロを放つなど3安打3打点でチームを引っ張った。中学時代は3番を打った実力者。自身公式戦初本塁打はチームにとっても公式戦第1号だ。背番号1は「打った瞬間“いった”と思いました。自分で打って(投球も)乗っていけた」と笑った。

 小坂将商監督が「史上最弱」と形容する新チーム。辛口の指揮官は「徐々に力がついてきた」と部員の成長を認めた。

 来春の選抜大会出場への重要な選考資料となる秋季近畿大会の抽選は17日。大阪シティ信用金庫スタジアム(舞洲)で21日に開幕する。奈良県からは智弁学園、高田商、法隆寺国際が出場する。

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2017年10月12日のニュース