金本監督、CSも全員野球貫く「みんながキーマン。補い合えれば」

[ 2017年10月12日 07:30 ]

金本監督
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 阪神・金本監督が、14日から甲子園にDeNAを迎え撃つCSファーストSを、シーズン同様の「全員野球」で勝ち抜く決意を示した。日本一まで最大16試合の短期決戦。だからと言って戦い方を変えることはなく、普段着野球を貫く構えだ。

 「キーマンとかはもう、みんなでしょう。こういうアレ(チーム状況)ですから。スタメンも先発(投手)もコレ、コレと決まっているチームじゃないので。うまいこと、みんなが助け合って補い合えれば。シーズン中みたいに。そうやっていくしかないでしょう」

 策士策におぼれる…では見苦しい。レギュラーシーズンで貯金17を積み上げた戦い方がある。今季のオーダーは105通りを数えたように、CSもその時のベストで臨む。第1、2戦はともにデーゲーム。今季、甲子園でのデーゲームは10勝6敗と勝ち越しており、データ的には有利な材料もある。

 ブレない決意を示した上で「(具体的な)キーマンと言えば、いつも言うようにあの3人(福留、糸井、鳥谷)ですよ。しっかり背中で見せて、プレー、結果で引っ張ってくれて。先発は5回6回をきっちり投げてリリーフにつなぐというね」と勝ちパターンを脳裏に描いた。 (惟任 貴信)

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2017年10月12日のニュース