立大 優勝争いから後退 溝口監督「これからはチームのためにやってくれる選手を使っていく」

[ 2017年10月1日 17:28 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第4週最終日   立大3―11明大 ( 2017年10月1日    神宮 )

 春季リーグ戦で35季ぶりに優勝を果たし、連覇を狙う立大が明大に連敗、優勝争いから後退した。これまで2戦2勝と安定感のあった手塚周投手(2年)が初回、竹村春樹内野手(4年)に先頭打者本塁打を浴びると、その後も河野祐斗内野手(4年)に3ランを喫し1死を取っただけで5失点降板。その後も中川颯投手(1年)も5失点するなど大敗した。

 前日の試合を落とし「2回戦が本当に大切になる」と話していた溝口智成監督は「完敗です」と無念さを押し殺して口を開いた。「投手は抑えられず、打者は同じ球に打ち取られる。調子の良し悪しはあるけれど」と試合を振り返った。残りカードは2。今週は試合がないため「ズルズルいったら流れが悪いままいってしまう。チームの流れを変えていく。これからはチームのためにやってくれる選手を使っていく」ともう一度原点に戻りフォアザチームを訴えた。ライバル明大は勝ち点3となり残りは慶大と東大。自力Vの消えた立大がどう立て直すか、大事な空き週となる。

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2017年10月1日のニュース