来秋ドラフト候補の近大付・大石12K完投 中学時に井口斬り

[ 2017年10月1日 05:50 ]

秋季大阪大会4回戦   近大付2―1大体大浪商 ( 2017年9月30日    シティ信金スタ )

12奪三振1失点で完投した近大付の140キロ左腕・大石 
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 来秋ドラフト候補に挙がる近大付・大石晨慈(しんじ)投手(2年)が1失点完投で大体大浪商を破った。最速140キロを誇る大型左腕は3回の先頭打者から4者連続を含む圧巻の12奪三振。「ピンチで三振を狙って取れたことは収穫。自信のある直球でも三振を取ることができました」と胸を張った。

 U―15日本代表にも選出された逸材だ。中学3年時にはテレビ番組の企画で、今季限りで現役引退するロッテ・井口と対戦し、直球で空振り三振を奪った実力の持ち主でもある。「たまたまです」と謙そんしたが、名門校で1年夏から背番号1をつける大器だ。藤本博国監督は「こちらの厳しい注文にも応えようとしているし、自信になったと思う。マウンドを預かる意識が高い」と称えた。

 今夏の大阪大会は1回戦で大商大堺に3―4と惜敗。大石は先発し、4回を被安打9の3失点でマウンドを降りた。「夏は自分のせいで負けてしまった。1番を背負う責任感と重みがあります」と確かな自覚も芽生えた。お手本にするのは巨人の杉内だが、阪神ファンという2000年生まれの本格派左腕。1日の5回戦で岸和田と激突する。90年の選抜大会を制した同校。まず狙うのは03年以来15年ぶりの選抜切符獲得だ。覚醒した背番号1がフル回転を続ければ、聖地は近づく。(吉仲 博幸)

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