浜松ケイ・スポーツBC右腕・伊藤、帽子飛ばして自身初完封

[ 2017年9月3日 05:30 ]

スポニチ後援 第42回全日本クラブ野球選手権第2日   浜松ケイ・スポーツBC 3―0 富士通アイソテックベースボールクラブ ( 2017年9月2日    メットライフD )

9回を2安打9奪三振の完封勝利をあげた浜松ケイ・スポーツBCの伊藤
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 第42回全日本クラブ野球選手権第2日は、1回戦4試合が行われ、8強が出そろった。浜松ケイ・スポーツBC(東海)は昨年4強の富士通アイソテックベースボールクラブ(東北)を3―0で下した。右腕・伊藤巧投手(26)が2安打完封勝利を挙げた。3日は準々決勝4試合が行われる。

 浜松ケイ・スポーツBCが前年4強の相手を寄せ付けることなく快勝した。

 主役は5年目右腕の伊藤だ。自己最速タイの145キロ直球に変化球を織り交ぜて9奪三振。「ブルペンから直球の感触が良かった」。帽子を飛ばしながら、120球で自身初の全国大会初完封に「帽子が遠くに飛ぶときは体重が乗っていて調子がいい証拠」と手応えを示した。

 掛川工、愛工大時代は全国大会と無縁だったが、クラブで素質が開花。5月の都市対抗東海地区2次予選では、企業チームのジェイプロジェクトを4安打完封し「自信になった」と振り返る。チームは過去4強が最高。背番号18は「本当に喜べるのは優勝したとき。明日もいくつもりで準備したい」と力強かった。 (原田 真奈子)

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2017年9月3日のニュース