近大連覇に好発進!中川 開幕日では22年ぶり2本塁打

[ 2017年9月3日 09:32 ]

関西学生野球 1回戦   近大4―2立命大 ( 2017年9月2日    わかさスタジアム京都 )

 春季優勝の近大が中川智裕内野手(2年)の2本塁打で開幕戦を制し、連覇に向け好発進した。3回先頭で左中間席へ先制ソロ。1―1の7回には左越えへ、いずれも直球を運んだ。リーグでは07年秋の立命大・釜谷以来、開幕日に限ると95年秋の関大・浦口以来22年ぶりの1試合2本塁打。大学通算6、7号に「コンパクトに振ろうと思っていた。自信になりました」と振り返った。

 今春のリーグ戦期間中から、脇と肩が開かないよう両腕をゴムチューブで巻いてスイングを繰り返した成果が出た。田中秀昌監督は「中川が2本も打つとは予想外だった。一振りで2点は大きいですね」と称えた。

 入学直後だった昨春も開幕戦で先発起用された1メートル88の大型遊撃手。今春は開幕の立命大戦で2失策していただけに「きょうはエラーがなかったのが一番うれしい。7番打者として上位打線に回す仕事がしたい」と大活躍にも最後まで謙虚だった。

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2017年9月3日のニュース