デスパイネ、柳田敬遠の後でサヨナラ打「”ここで打つんだ”と集中し打席に」

[ 2017年9月3日 16:17 ]

パ・リーグ   ソフトバンク1―0楽天 ( 2017年9月3日    ヤフオクD )

9回2死一、二塁、サヨナラ打を放ったデスパイネ(左から2人目)はナインから抱きつかれ歓喜
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 ソフトバンクはデスパイネの中前打で9回サヨナラ勝ち。優勝マジックを「12」に減らした。

 ソフトバンク・和田、楽天・則本と両先発投手による息詰まる投手戦。和田は7回3安打無失点で降板したが、則本は1人で投げ続け、その113球目だった。9回、2死一、二塁からデスパイネは初球の内角直球を叩き、打球は中前へ。楽天の中堅・島内が懸命にグラブを出したが捕球できず、劇的なサヨナラ安打となった。

 「今とても興奮している」と振り返ったデスパイネ。この回、1死から今宮が中前打で出塁し、中村がバントで送って2死二塁。目の前で4番・柳田が歩かされ、2死一、二塁で自身との勝負となったが、「柳田が敬遠になると自分の中では分かっていたので”ここで打つんだ”と集中して打席に入った」と振り返り「いい当たりだったが、ちょっとセンターが捕るか捕らないか微妙なところだったが、抜けて良かった」と笑みを浮かべた。

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