阪神・坂本、初の甲子園弾!初の猛打賞4打点「鳥肌立った」

[ 2017年9月3日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神9―2中日 ( 2017年9月2日    甲子園 )

<神・中>2回1死、坂本は左越えに3ランを放ち、中谷とタッチをかわす
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 誰もが予想しえない結果だった。「本塁打は期待していなかった」。くしくも阪神・金本監督と矢野作戦兼バッテリーコーチは同じ言葉を口にした。しかし、誰よりも喜んだのも、この2人だろう。1点リードの2回1死一、二塁。坂本が、あっと驚く一打を放った。

 「ランナーを返すことを考えて打席に入った。いいポイントで捉えることができた」

 カウント1ストライクからの2球目だった。内角への直球をジャストミートした大飛球は左翼席に着弾。昨年8月24日のDeNA戦以来となる今季1号3ランは、甲子園では記念すべき初アーチでもあった。

 「(悠々の生還も)緊張して覚えてない…。(ただ)入った瞬間は、鳥肌が立った。すごくうれしかった」

 グラウンドを離れれば初々しさが残る2年目捕手も、プレーは堂々としたものだ。6回1死二塁からはダメ押しの左前適時打。4回の中前打と合わせ、いずれも初の猛打賞&4打点。守備でも4投手をリードし、2失点で食い止めた。

 「悔しいというのもあった。ただ、チャンスが来たら結果を出してアピールしてやろうと思っていた」

 今季は正捕手候補として期待されながらも開幕は2軍スタートだった。3月7日の教育リーグ・オリックス戦で死球を受けて右手親指を骨折。10日には手術に踏み切るなど大幅に出遅れた。プロ2年目にしてどん底を味わった。だが、7月5日に今季初の昇格を果たすと、以降は1軍に定着。現在では7試合連続で先発出場するなど評価も上昇中だ。

 「春から言っているように競争なんで。ただ、(結果を)出している以上は使わざるを得ない」

 矢野コーチは一定の評価の下し、指揮官も目を細めた。「期待以上の活躍を、よくやってくれた」。勝負の9月も望むところ。頼もしさが増した若虎が連勝街道の中心にいる。 (山本 浩之)

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