ヤクルト 逃げ切れず8連敗 山田先制2ランも…セ最速50敗

[ 2017年7月11日 05:30 ]

セ・リーグ   ヤクルト2―3巨人 ( 2017年7月10日    東京ドーム )

<巨・ヤ>7回2死、立岡の打球を追いぶつかる(左から)中村と藤井
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 チームの現状を表すような展開だった。7月はいまだ白星がないヤクルトは、先制しながら逃げ切れない。真中監督も追いつかれた場面を「チーム状況が、そう(同点に)させてしまっている」と振り返った。

 2点リードの6回。2死から先発・山中が変調した。坂本勇に安打後、阿部にストレートの四球。続く村田、亀井にそれぞれ初球を適時打された。「6回は下半身が使えていなかった。2球で2失点は考えないといけない」と反省が口をついた。

 打線は4回に山田の2ランで先制しながら、次の1点が遠かった。引き分けを挟んで8連敗。リーグ最速の50敗で、借金は13年以来の22。指揮官は「選手はやるべきことをやって。僕ら(首脳陣)も準備をしっかりやる」と懸命に前を向いた。 (川手 達矢)

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2017年7月11日のニュース