【栃木】作新学院・加藤　心臓病の兄の思いも背負って攻守に奮闘

第９９回全国高校野球選手権栃木大会１回戦   作新学院１１―４宇都宮工 （ 2017年7月10日    県総合運動公園 ）

＜作新学院・宇都宮工＞攻守でチームを救った作新学院の捕手・加藤（右）
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　昨夏の甲子園優勝校・作新学院（栃木）が、夏の県７連覇へ好発進。捕手・加藤が攻守で活躍した。

　３回２死満塁ではマウンドの大関にかけ寄って「試合楽しんでるか」と鼓舞。攻撃でも２安打２打点だ。先天性の心臓病を患う兄・尚哉さんは満足な運動もできない中で高校まで野球を続けた。そんな兄から「俺にはできないけど、翼（加藤）にはできる」と甲子園の夢を託された。「野球で恩返しをしたい」と兄の思いも背負っている。