驚異の新人ジャッジ 本塁打競争で実力発揮「楽しめた」

[ 2017年7月11日 12:33 ]

本塁打競争で優勝したアーロン・ジャッジ(AP)
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 メジャーリーグの本塁打競争は10日(日本時間11日)にマイアミのマーリンズ・パークで行われ、ヤンキースのジャッジが初優勝を飾った。

 今季メジャートップの30本塁打をマーク。驚異の新人ジャッジが、オールスター戦前日の恒例イベントでその実力をいかんなく発揮した。

 1回戦では地元マーリンズのボアに22本とプレッシャーをかけられたが、1回戦トップの23本でお返し。2回戦ではこちらも驚異のペースで本塁打を量産しているベリンジャーを撃破した。

 決勝では先に打席に立ったサノが10本。この数字を追うジャッジはいきなり3連発を放つと、その後も軽々とボールをスタンドまで運び、持ち時間2分を残して早々と優勝を決めてしまった。

 「このイベントに参加できて楽しかった。ファンにショーを見せることができたよ」とジャッジ。翌日のオールスター戦にも先発出場が決まっているが、「楽しむことを心掛けているんだ。あと数日はそうしたいね」と表情を緩ませた。来年のオールスター戦はワシントンのナショナルズ・パークで開催予定。本塁打競争の連覇を狙い、出場する意思はあるかの問いには、「どうだろうね」と言葉を濁していた。

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2017年7月11日のニュース