大野 6失点で5敗目…自己ワースト13安打浴び「この現実を受け止めないと」

[ 2017年5月31日 22:00 ]

交流戦   中日2―7ソフトバンク ( 2017年5月31日    ヤフオクD )

<ソ・中>4回2死、今宮に左越え本塁打を打たれガックリの大野
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 中日の先発・大野が6回6失点で5敗目を喫した。

 初回、先頭の川島に初球144キロの直球を左翼線二塁打にされると、柳田、デスパイネの適時打で2失点。その後も立ち直りの兆しを見せず、自己ワーストとなる毎回の13安打を浴び「序盤、ああいう形で失点して球も甘かった。しっかり切り替えていかないといけなかった」と反省した。

 2年連続の開幕投手を務めながら、今季はここまで未勝利。中継ぎで2試合に登板も21日に出場選手登録を抹消された。1軍に帯同しながら、この日が再起戦となったが泥沼の5連敗。「この現実を受け止めないといけない」と悔しさをにじませた。

 前日5回途中6失点で2軍降格となった吉見と大野の2人で、今季は1勝10敗と黒星が9つ先行。チームの借金10とほぼ同数だけに、先発2本柱の復調がなければ、チームの浮上は望めない。森監督も「勝ち星が付かないとこうなる。このままずっといっちゃうよ」と危惧した。

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2017年5月31日のニュース