巨人 菅野でまさか13失点大敗…327日ぶりBクラス4位転落

[ 2017年5月31日 06:45 ]

交流戦   巨人5―13楽天 ( 2017年5月30日    Koboパーク宮城 )

<楽・巨>5回8失点で降板した菅野(奥)はベンチでぐったり
Photo By スポニチ

 エースでも悪い流れは止められなかった。巨人の菅野は初回から3イニング続けて2失点。4―6の5回には2死から7番・岡島を歩かせ、8番・藤田に2ランを浴びた。

 「反省とか以前の問題。相手は下位打線。論外ですね」。球が高めに浮き、自慢の制球力が影を潜めた。今季最短の5回で降板し、10安打と8失点はともに今季ワースト。1・58でリーグトップだった防御率は同5位の2・26に下がった。

 「打たれるにしても内容が悪かった。直球をしっかり両サイドに投げられなかった」。交流戦をきっかけにチームの浮上をもくろんでいたが、ワーストずくめの大敗でスタートを切った。被安打16と13失点はともに今季最多で、連敗はワーストタイの5に伸びた。順位もDeNAに抜かれ4位に転落。Bクラスは昨年7月7日以来、実に327日ぶりだ。

 高橋監督は「菅野が投げる試合でこういうことは想定していなかった」と話した。エースで大敗を喫したダメージは大きい。(重光 晋太郎)

続きを表示

2017年5月31日のニュース