DeNA3位浮上!ドラ1浜口が新人トップ3勝「これをきっかけに」

[ 2017年5月31日 05:30 ]

交流戦   DeNA3―0日本ハム ( 2017年5月30日    札幌ドーム )

<日・D>7回無死、大田を右邪飛に抑えてガッツポーズの浜口
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 “がばい快投”でチームをAクラスへと導いた。DeNA・ドラフト1位左腕の浜口はベンチからホッとした表情で勝利の瞬間を見つめた。

 「ここ数試合チームに迷惑をかけていたので、何とか自信を持って自分の投球をしようと思ってマウンドに上がった。しっかりと7回を投げ切れてよかった」。7回を5安打無失点。4月25日阪神戦(甲子園)以来35日ぶりの3勝目だった。

 持ち味の直球に勢いがあった。4回無死二塁で田中賢に投じた初球は自己最速タイの151キロ。この直球を軸に、スライダーやチェンジアップなどの変化球を効果的に織り交ぜた。4回まで毎回走者を背負ったが、崩れなかった。「これまでは自分で四球を出して崩れていた」という反省から、「気持ちを強く持つ。腕を振る」ことだけを意識。プロ入り最長を投げた7回まで球威は落ちることなく、1四球と制球力も抜群だった。

 佐賀県出身。中学の先輩には巨人・長野がいる。ラミレス監督が浜口の最大の長所と話すのがスタミナだ。これは基山(きざん、標高405メートル)で培ったものだった。「家から基山まで走って行って、登って下るという練習をやっていました」。投手にとって大切な下半身。三養基高時代に地元で行ったトレーニングが、基礎となっている。

 福岡出身の捕手・高城の助言も大きかった。4試合勝てない試合が続き「しんどかった」と振り返る。そんなときに高城が「自信を持って投げろよ」と声をかけてくれた。直球主体の投球に戻したのも「いろんな球種を使っていたけど、原点に戻ってしっかり腕を振ろう」という言葉があったから。九州男児バッテリーによる勝利でもある。

 日本ハムは6連敗していた相手。交流戦開幕戦を任せたラミレス監督は「彼ならできると自信もあった。今季で一番の投球だった」と称えた。22歳の快投でチームは開幕カードを除いて今季初となる3位に浮上。浜口は「これをきっかけにもっと頑張りたい」とさらなる飛躍を誓った。 (中村 文香)

 ▼日本ハム・レアード 内角にもしっかり投げてきた。チェンジアップもカーブも良かった。

 ▼日本ハム・中田 ベルト付近の直球に力あって、チェンジアップも良かった。

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