JR東日本8年連続20回目都市対抗!エース田嶋 過酷日程も1失点完投

[ 2017年5月31日 21:46 ]

都市対抗東京都第3代表決定戦   JR東日本11―1セガサミー(7回コールド) ( 2017年5月31日    神宮 )

 JR東日本が左腕エース田嶋の力投と打線の援護でセガサミーに7回コールド勝ち。8年連続20回目の都市対抗出場を決めた。

 エースのプライドと意地だった。今予選、第1代表決定トーナメントの1回戦、準決勝、決勝で先発。中1日でこの日先発と5月22日から10日間で4度目の先発。1回戦、準決勝は完投と昔言われた“権藤・権藤・雨・権藤”という中日時代の権藤博氏並みの過酷な日程の中、7回コールドながら1失点完投。第3代表の座を勝ち取った。

 「きょうは体調も考え強弱をつけて投げました」と田嶋では信じられない120キロ、130キロ台のストレートを交え、5回には150キロもマーク。“強弱投法”“脱力投法”とでもいうピッチングでセガサミー打線を翻弄した。先制2ランを放った4番松本は「試合前から絶対点を取ってやるからな」と話し、11得点と約束を果たした。堀井哲也監督は「田嶋は心もピッチングもコントロールして投げてくれたね」と絶賛。ナインの手で胴上げされる“絶対左腕”を頼もしげに見つめていた。

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2017年5月31日のニュース