40歳新井 2打席連発 「雲の上の存在」前田超え2120安打

[ 2017年4月13日 06:23 ]

セ・リーグ   広島9―5巨人 ( 2017年4月12日    東京ドーム )

<巨・広>3回1死一、三塁、新井は右越え3ランを放つ
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 広島・新井が決勝3ランを含む2本塁打4打点で床田を強烈にサポートした。0―2の2回、先頭で内海の内角カットボールを左翼席へ。2―2の3回には1死一、三塁から右翼席へ2打席連続で放り込んだ。

 「(2本目は)みんながつくってくれたチャンスだったので打ててよかった。しっかり下半身を使えている感じ」。確信したときに見せる、バットを放り投げる新井らしい動きも出た。

 2打席連続は阪神時代の13年5月7日の巨人戦以来だった。この日2本を加えたプロ通算安打は2120。1本目で前田智徳に並び、2本目で歴代26位の小笠原道大(現中日2軍監督)に並んだ。「前田さんは入団したとき雲の上の存在だった。小笠原さんにも、(06年)1回目のWBCの日本代表チームで一緒で、かわいがってもらった。いまいちピンときません、凄い方ばかりで…」と口にした。

 ≪40代衣笠以来≫新井(広)が2、3回に2打席連続本塁打。1試合2本塁打は昨年7月12日巨人戦以来通算22度目だが、2打席連続は阪神時代の13年5月7日巨人戦で4、7回にマークして以来4年ぶりだ。新井は現在40歳2カ月。過去、広島で2打席連続本塁打の最年長は衣笠祥雄が87年6月14日中日戦で記録した40歳4カ月。40歳台では新井が球団史上2人目になる。エルドレッドも2、3回に連続アーチ。広島で2人がそろって連続イニングで本塁打を放ったのは65年5月11日巨人戦で3、4回に興津立雄、藤井弘のコンビで記録したのに次ぎ52年ぶり2度目。

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