中大・鍬原14K!今春2度目完封 G岡崎スカウト部長「上位に入る」

[ 2017年4月13日 05:30 ]

東都大学野球第2週第1日   中大3―0東洋大 ( 2017年4月12日    神宮 )

<中大・東洋大>14奪三振で今季2度目の完封勝利を挙げた中大の鍬原                               
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 1回戦2試合が行われた。中大は鍬原拓也投手(4年)が4安打14奪三振で今季2度目の完封。3―0で東洋大に先勝した。国学院大と専大は5―5で規定により9回引き分けとなった。

 今秋ドラフト候補右腕、中大・鍬原が圧巻の投球だ。7回無死から8回2死にかけての5者連続など14奪三振。最速151キロに達した速球と得意のシンカーで11個を空振りで奪い「序盤はシンカーが決まらなかったが、後半は腕が振れた」と胸を張った。10三振を奪った開幕戦の日大戦に続く完封。「球数が多くなるので三振はあまりいらない。本当は打たせて取りたい」と言ってのける。女手一つで育ててくれた母・佐代子さん(47)に恩返しするため、目標はプロ入り。視察した巨人・岡崎郁スカウト部長は「今年の候補では上位に入る」と評価した。

 ▼東洋大・村上(昨春センバツ優勝投手。神宮デビューで1回1失点)持ち味が出せなかった。これからは勝てる投手を目指します。

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2017年4月13日のニュース