中日ドラ2京田“先制負けの呪縛”解いた 初適時打に決勝の生還

[ 2017年4月13日 05:30 ]

セ・リーグ   中日5―2ヤクルト ( 2017年4月12日    神宮 )

<ヤ・中>2回2死一、二塁、バルデスの中前適時打で一塁走者・京田が三塁へ滑り込む
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 ドラフト2位の京田が中日を「先制の呪縛」から解いた。2回1死一、二塁、山中の初球高め直球を先制の中前打。14打席ぶり安打がプロ初適時打になった。

 「最近、追い込まれてやられていたので先手先手と思っていった」。開幕から先制した過去5試合は2分け3敗。前例に縛られるように7回にビシエドの落球で追いつかれる苦境を打開したのも京田だった。

 10回に先頭打者として一塁へ頭から滑り込む遊撃内野安打で出塁。二進後、藤井の右中間三塁打で決勝の本塁を踏んだ。「今日は体を止めてしっかり打つことを意識した」。日大時代に慣れ親しんだ神宮球場。大学の先輩でもある敵将・真中監督の前で躍動し、4度目の延長戦で初勝利を呼んだ。森監督も「ここは慣れているだろうからな」と新戦力の働きを認めた。 (桜井 克也)

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