藤浪 自ら23歳誕生日祝う今季初勝利 DeNA戦7連勝

[ 2017年4月13日 21:37 ]

セ・リーグ   阪神4-1DeNA ( 2017年4月13日    横浜 )

<D・神>今季初勝利を挙げた藤浪(左)は荒木らとハイタッチ
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 阪神の藤浪が8回、97球を投げ6案だ1失点で復活の1勝を挙げた。

 今季初先発だった4日のヤクルト戦(京セラドーム)では、5回2失点ながら、9四死球と制球に苦しんだ。畠山の死球を巡って両軍入り乱れる大乱闘に発展するなど、後味の悪さだけが残った。見11日の予定だった先発が雨天中止で13日に延びたものの、見事に修正。この日の四球はわずか1個だった。

 試合は6回に原口の右前適時打で先制するが、その裏梶谷に同点の一発を浴び、1―1のまま9回を迎えた。無死一、二塁で代打を送られたが、そこから味方が3点を奪い、藤浪に勝ち投手の権利をプレゼント。「勝ちをつけてもらい、うれしかった。守りでも助けてもらえた」と感謝した。

 前日12日に23歳になったばかりの藤浪は「1勝は1勝ですが、とりあえず自分の中でスタートを切れて良かった」と表情をゆるめた。「前回あまりにも良くなかったので、しっかい投げたいと思っていた。四球も少なく、テンポ良く投げられた」と語る手応えの投球。自身のDeNAとは15年6月28日から7連勝と相性の良い相手に快勝し、チームも3連勝で2位浮上。「このまま次も勝てるようにしっかり頑張りたい」と力強く宣言した。

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