ヤンキース 昨季の本塁打王カーターを獲得 でも起用法はどうなる?

[ 2017年2月8日 15:35 ]

ヤンキースとの契約に合意したクリス・カーター内野手(AP)
Photo By AP

 NBCスポーツなど米国の複数メディアは7日、ヤンキースがこのオフにブルワーズからフリーエージェント(FA)になったクリス・カーター内野手(30)と年俸350万ドル(約3億9000万円)で今季の契約に合意したと報じた。

 昨季のカーターは41本で本塁打王を獲得。自身初の打撃タイトルを手にしたが、2割2分2厘の低打率とリーグワーストの206三振はいただけない。また、一塁手としての守備力にも疑問符が付く。こうしたマイナス要素が影響したかは定かではないが、FAになったものの、なかなか今季の所属先が決まらず、一時は日本でのプレーも噂された。

 しかし、春季キャンプが間近に迫ったこの時期に何とかヤンキースと契約合意。本人は「注目度の高いチームでプレーできることに興奮を覚える」と喜びを口にしている。ただ、出場機会はどの程度与えられるのだろうか。一塁手にはバードやオースティンといった期待の若手がいる。ならば、指名打者ということになるが、チームはこのオフにマット・ホリデーをすでに獲得している。

 そのことについてカーターはこう話している。「与えられた役割をこなす準備はできている。ホリデーやバードなどがいることも承知している。とにかく、できる限りチームに貢献するつもりだ」

続きを表示

2017年2月8日のニュース