WBC、今大会の規定発表 登録投手入れ替え可能に 1、2次L後2人まで

[ 2017年2月8日 19:30 ]

 3月の第4回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者は7日、大会規定を発表し、大会中に登録投手の入れ替えが可能な「指名投手枠」制度が導入された。1次リーグと2次リーグ終了後に2人まで入れ替えができる。

 各チームは入れ替えが可能となる投手10人を予備登録投手として事前に指名。6日に締め切られた最終登録メンバー28選手の中に各チームとも予備登録された投手を1人か2人入れており、交代は指名されている投手同士でのみ可能となる。一度外れた投手は再び試合に出ることはできない。

 新制度により米国でキャンプを行う大リーガーが出場しやすくなるが、日本代表の小久保裕紀監督は8日、沖縄県北谷町で「けが人以外の入れ替えはしない。スタートしたメンバーで勝ち上がっていく。そのメンバーと一緒に世界一を取りたい」との方針を示した。

 その他の規定は、延長11回以降に無死一、二塁から攻撃を始めるタイブレーク制を適用。投手の球数制限は前回大会と同様に1次リーグが65球、2次リーグは80球、準決勝以降は95球となった。

 ビデオ判定は1、2次リーグでは本塁打のみで実施。準決勝以降は米大リーグ公式戦と同じ方法で行うが、チャレンジは採用しない。(共同)

続きを表示

2017年2月8日のニュース