大和 掛布マジックで劇的変化 両打ち転向の左打席でライナー

[ 2017年2月8日 09:12 ]

左打席で特打を行う大和
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 阪神の高知・安芸キャンプは第2クール初日を迎え、両打ち転向を目指す大和が、掛布2軍監督からのアドバイスで、劇的な変化を遂げた。

 フリー打撃を見ていた指揮官から「流し打ちはうまいが、引っ張れていない」と判断され、直後のティー打撃で「腰が回り切れていない」と指摘を受けた。助言通りに約30分間振り込み、臨んだマシン打撃では、右方向へも強いライナー性の打球が飛ぶようになっていた。「見た目に違った。いい感じ」と、即効性に驚きを隠さなかった。

 両打ちには新たな可能性が詰まっている。掛布2軍監督からは「左でのバントが大きな武器になる」と快速が生きることを期待される。14年には外野手でゴールデングラブ賞を受賞するなど守備は一級品。レギュラー獲得は打撃次第だけに、掛布マジックが大きな力になるはずだ。 (水口 隆博)

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