元ヤクルト 貴規 引退表明 現在就活中「次の仕事で胸を張れるように」

[ 2017年2月5日 16:12 ]

 ヤクルト・由規の弟で、11〜14年にヤクルトで育成選手としてプレーした貴規外野手(24=本名・佐藤貴規)が、自身のブログで現役引退を表明した。15、16年はルートインBCリーグ・福島でプレーし、主力として活躍していた。

 貴規は「この度、僕…佐藤貴規はプロ野球(ヤクルトスワローズ→福島ホープス)を退団し、また、野球でプロに復帰することを卒業しました(原文まま)」とつづった。福島で15年はリーグトップの98安打、昨季は同2位の94安打をマーク。昨年11月には3年連続となる12球団合同トライアウトを受験したが、復帰を目指していたNPB球団からのオファーは届かず。プロ野球人生に区切りをつけた。

 ブログでは中学時代からイップス(投球障害)を抱えていたことも告白。野球を続ける上での葛藤を打ち明けるとともに、支えてくれた家族やチーム関係者、ファンへの感謝を述べた。

 現在は就職活動をしながらアルバイトをしているという。「野球で稼げなかった分、次に絶対に稼いでその仕事で胸を張れるようにするんだ!」と目標を掲げ、新たな一歩を踏み出す決意を示した。

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2017年2月5日のニュース