中田 上昇!ロングティー本塁打率75% ねじり打法に手応え

[ 2017年2月5日 05:30 ]

ロングティーで汗を飛ばしながら快音を響かせる中田
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 日本ハム・中田が、ロングティーで驚異の140メートル場外弾。沖縄・国頭(くにがみ)で曇りがちだった侍ジャパンの主軸の表情が晴れてきた。

 「昨日よりも良かったね。しっかりボールをつかまえられるようになってきている」。調整を優先し、キャンプは米アリゾナではなく2軍スタート。前日までは「なかなかしっくりこない」「腐ってる」とボヤキを連発した打撃内容が一変した。キャンプ3度目のロングティーは72スイングで柵越え54本で柵越え率・750。10連発に場外2発と確実性が増し「飛距離も出てきている」と手応えを口にした。

 1月のハワイ自主トレ。体の深層部の筋肉を意識し左膝を高く上げて少し捕手寄りに腰をひねってためをつくる「ねじり」を入れた打撃フォーム習得に着手。前日まではタイミングが合わなかったが「体の張りが取れれば、もっと良くなる」というところまできた。

 二刀流の大谷が参加できなくなったWBCで、DeNA・筒香とともに中田への期待はより高まる。「振って振って振りまくって、最後に調整に入ればいい」と力強く語った。 (春川 英樹)

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2017年2月5日のニュース