糸井の穴埋める!オリ吉田正 新4番候補打 最速紅白戦で二塁打2本

[ 2017年2月5日 09:15 ]

オリックス紅白戦   紅組4―3白組 ( 2017年2月4日    SOKKEN )

紅白戦の2回、先頭の吉田正は右翼線へ二塁打を放つ
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 強い。右へ左へ、その打球は力強かった。12球団で最も早く始まったオリックスの紅白戦。次世代の主砲として期待の2年目・吉田正がいきなり快音を響かせた。

 「どのコースでも自分のスイングを一番に考えている。しっかり振り抜けたことは良かった」。白組の4番・T―岡田の向こうを張って紅組の4番・右翼で出場。2回無死で左腕・八木のカーブを右翼線にはじき返した。打った後のバットが頭上で円を描くほどの豪快なスイング。5回2死一塁では右横手投げの戸田の外角直球を強振、逆らわずに左翼線へ運んだ。貫禄の二塁打2本だった。

 「引っ張っての本塁打はイメージできている。中堅方向から左翼へ抜ける打球を打とうと」。主軸だった糸井が阪神にFA移籍。その穴を埋めるどころか、吉田正には4番打者としての期待も大きい。現在の4番候補の1番手は新助っ人ロメロだが、慣れない新天地で状態が上がらなければ2年目の大砲が筆頭に躍り出る。昨季は63試合で10本塁打。大ブレークの予感がプンプン漂う。

 ウエスタン選抜の一員として参加した昨オフの台湾ウインター・リーグでは打率・556、6本塁打、29打点で3冠王。最優秀打者に輝いた。昨季は腰痛など故障に苦しんだことから、昨年12月にはアテネ五輪の陸上男子ハンマー投げ金メダリストの室伏広治氏に直筆の手紙を送り、1月に体のメンテナンス法や安定性を高めるトレーニングの指導を受けた。「まだまだ練習が足りない」。飽くなき向上心が、吉田正をさらなる高みに導く。

 ◆吉田 正尚(よしだ・まさたか)1993年(平5)7月15日、福井県生まれの23歳。小1から野球を始める。敦賀気比では1年春からベンチ入りして同年夏、2年春に甲子園に出場した。青学大1年春秋にDH、3年秋に外野手でベストナイン受賞。15年ドラフト1位で入団。昨季成績は63試合に出場し、打率・290、10本塁打、34打点。1メートル73、80キロ。右投げ左打ち。

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