オリドラ7子連れ26歳飯田 12球団新人一番乗り!紅白戦で大暴れ

[ 2017年2月5日 08:35 ]

オリックス紅白戦   白組3―4紅組 ( 2017年2月4日    SOKKEN )

紅白戦の5回、飯田は右前適時打を放つ
Photo By スポニチ

 オリックスは4日、宮崎市の清武総合運動公園でプロ野球12球団の春季キャンプでは最初となる紅白戦を実施。途中出場したドラフト7位・飯田大祐捕手(26=Honda鈴鹿)は2本の適時打を放つなど、12球団の新人で一番乗りとなる「初安打」「初打点」「初マルチ」を記録し、デビュー戦を飾った。即戦力捕手として期待される子連れルーキーが正捕手争いに割って入る。

 守るべきものがある男は、やっぱり強い。4回表の守備から出場すると、直後の攻撃で回ってきたプロ初打席で、飯田がいきなり猛アピールした。4回2死二塁、フルカウントから右腕・佐藤世の外角直球を強振した打球は右中間を破る適時三塁打。これだけでは終わらない。続く5回2死一、二塁では1ボール2ストライクから左腕・塚田の外角直球に逆らうことなく打ち返し右前タイムリー。2打席連続適時打と勝負強さを見せた。

 「打撃コーチの方々に“しっかり状況判断をできるように”と指示を受けていたので、それができてよかった。自分のできることを一生懸命やることがキャンプの目標。1軍でやらせてもらっている以上、やれることをやるだけです」

 球団新人では唯一の既婚者で、2児の父でもある。2013年元日に中学時代の同級生だった、まどかさん(26)と結婚。夫人と3歳の長女・莉愛(りあ)ちゃん、1歳の長男・琉斗(るいと)君が支えになっている。「キャンプ中は2日に1度はテレビ電話しています。長女は電話を切る前に必ず“パパ、頑張ってね”って言ってくれるんです」。この時ばかりは、厳しい表情が一瞬、崩れた。

 1月には最愛の家族と離れ、神戸市内の合宿所「青濤館」に入寮している。「練習をしなければ、家族と別々に暮らす意味がない」。今キャンプも全体練習後に約500球の捕球練習するのが日課。他の選手が引き揚げ、人気がなくなった室内練習場で投球マシンを相手に黙々と繰り返す。伊藤、若月らとの正捕手争い参戦を印象付けたが「伊藤さん、若月は1ランク上のプレーをしている」と、表情を引き締めた。

 家族はキャンプ終盤に宮崎を訪問予定で、約1カ月半ぶりの再会となる。「楽しみですね」。ひと回り成長した「パパの姿」を見せるべく、アピールを続ける。 (湯澤 涼)

 ◆飯田 大祐(いいだ・だいすけ)1990年(平2)9月19日生まれ、茨城県出身の26歳。阿見小1年時に「阿見ヤンキース」で野球を始め、常総学院では3年連続で夏の甲子園に出場。中大では沢村(巨)、Honda鈴鹿では守屋(神)らとバッテリーを組んだ。昨秋ドラフト7位指名でオリックス入り。1メートル81、85キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「第101回全国高校野球選手権大会 各地区結果」特集記事

「第90回(2019年)都市対抗野球大会」特集記事

2017年2月5日のニュース