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長嶋さん王さんが由伸監督へ金言 感情表に出せ!

TV収録で写真に納まる(左から)巨人・長嶋終身名誉監督、ソフトバンク・王球団社長、高橋監督
Photo By 提供写真

 レジェンドたちが夢の共演を果たした。巨人・長嶋茂雄終身名誉監督(80)、ソフトバンク・王貞治球団会長(76)、巨人・高橋由伸監督(41)が17日、都内ホテルでテレビ番組の収録を行い、貴重な3ショットが実現した。来季就任2年目となる若き指揮官は3年ぶりのV奪回がテーマとなるが、「ON」はそれぞれの監督経験を踏まえながら「喜怒哀楽」の勧めを説いた。

 監督としても日本一を経験した「ON」と高橋監督との超豪華3ショット。SMAP・中居正広の司会で収録は和やかに進行していたが、長嶋氏の力強いエールがゴングの合図となった。

 「選手をね。もう、全部を監督が引っ張っていくということ。さらに強く意識を持ってほしい」

 来季2年目となる若き指揮官の話題に、その口調は熱を帯びた。王氏も続けた。「(今年は)全部が経験。今度は経験を生かして、自分の思った通りに、自分が正しいんだと。自信を持ってやってほしい」。恐縮しながら高橋監督も何度もうなずいた。

 現役引退から監督就任した1年目を終え、腰を据えて迎える2年目。「ON」は喜怒哀楽を表すことを勧めた。巨人、ダイエー、ソフトバンクを指揮し、リーグ優勝を4度経験した王氏は「僕はそのときの思いを顔に出した。選手も怒っているのが分かる。選手に伝えるのは、顔に出した方がいい」と語りかけた。

 巨人をリーグ優勝に5度導いた長嶋氏も「僕は喜怒哀楽がひどかった」と笑い、「怒るときは怒る。頭を下げるときは下げる。物凄くやった」と言った。入団から4年間、監督と選手の関係だった高橋監督も「それは感じていました。当時はバットケースがあって。“ガン”とやられて(蹴って)いた」と振り返った。

 今季は「喜怒哀楽」をあえて抑えた。高橋監督は「意識していました」と打ち明ける。試合後のインタビューも淡々としたものに終始した。「試合直後で選手と話をしていない。まずは選手に直接、言いたかった」と理由を明かした。

 そこには引退して即監督になった苦悩が見え隠れする。「テレビや新聞を通じて選手に伝わるのが嫌だった。今まで選手として一緒にやっていた仲。距離感もなかなかつかみにくかった」。長嶋氏も75年に引退即監督に就任。当時「監督と選手」の関係になった王氏も「選手同士と監督同士では、全然違う」と高橋監督の心中を思いやった。

 収録後の高橋監督は感謝しきりだった。「貴重なお時間を頂いた。強い2人が味方でいてくれるので大きな支えになります。“思った通りに、やりたいようにやりなさい”と常に言ってくださる。迷うことなくやりたい」。「ON」からの金言を胸に2年目に向かう。(川手 達矢)

【ONの過去の監督へのエール】

 ☆長嶋氏から巨人・原監督 「一日も早く自身のスタイルを確立し、盤石の巨人を築いてもらいたい」

 ☆王氏からソフトバンク・秋山監督 「喜怒哀楽が出る私にはまねできない。秋山監督は選手がどんなミスをしても顔色ひとつ変えない。失敗した選手は“次は必ず失敗を取り戻すぞ”という意識になれるんだ」

 ☆王氏からソフトバンク・工藤監督 「工藤カラーを出して先頭に立って、走ってもらいたい。私も最初は勝てなくて(ファンから)卵をぶつけられた。思い切って指揮を執ってもらいたい」

[ 2016年12月18日 05:32 ]

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