オリックスドラ2黒木“本家”ジョニーと同じ釣り趣味

[ 2016年12月18日 05:30 ]

オリックスの施設を見学し笑顔を見せるドラフト2位の黒木(左)と同1位の山岡
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 オリックスのドラフト2位・黒木優太投手(22=立正大)ら新人選手が17日、神戸市内の合宿所「青濤館」などの施設を見学。11月の入団交渉で、元ロッテ・黒木知宏氏(現日本ハム投手コーチ)と同じ背番号54を直訴し“ジョニー超え”を誓ったが、趣味まで本家と同じだったことが判明した。

 「釣りが好きなんです。普段は野球のことしか考えないのでリラックスできるし、投球フォームを考えたりしています」

 黒木氏と言えば釣り好きで有名。現役時代オフは磯釣りに出かけ気分転換し、気迫のこもった投球で76勝を挙げ「魂のエース」と称された。

 オリの黒木もルアーフィッシング愛好家でシーバス、タチウオを狙う。大学3年の冬にシーバス釣りに興じていた際、「速く巻いて釣れる時もあれば、ゆっくり巻いて釣れることもある。野球も緩急が大事なんじゃないか」とカーブ習得を決意。最速153キロの直球が武器だったが、110キロ台後半のカーブを身に付けたことで投球の幅が広がり飛躍につながった。

 「もちろんシーズン中は控えます。大学時代も冬や春先だけやっていましたので。神戸港とか行ってみたいですね。リストも鍛えられますから」

 神奈川県出身で関西は初めて。前日16日には知人と大阪・西九条の串カツ店を訪れた。「“2度漬け禁止やで”と言われました。紅ショウガの串カツはおいしかったです」と新天地を堪能した様子。プロの荒波に挑む準備はできている。(湯澤 涼)

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