ロッテ 細谷、つなぐ気持ちで決勝打、ノリノリで「サンキュー」

[ 2016年8月6日 19:20 ]

<オ・ロ>2回2死二塁、細谷が先制の右前適時打を放つ

パ・リーグ ロッテ2―0オリックス

(8月6日 京セラD)
 ロッテが接戦を制し3連勝を果たした。決勝打をもたらしたのは細谷のバットだ。2回2死から鈴木がしぶとく右翼線二塁打で出塁。続く細谷はディクソンの146キロの直球を詰まりながらも右前に落とし、貴重な1点を叩き出した。「2死から(鈴木)大地がつくってくれたチャンスだったので、自分は“還そう”ではなく、次に“つなぐ”気持ちだけ。結果的に還す事ができて良かった」と白い歯を見せた。7月6日の西武戦(QVCマリン)以来、実に1カ月ぶりの適時打。伝説のロックバンド「BOOWY」のファンで「幕張のロックスター」の異名を取る細谷は「久しぶりのタイムリーですよね。ナイスタイムリー?サンキュー」とノリノリだった。

 三塁の守備でも魅せる。1―0の5回。先頭の若月が放った三遊間への強烈なライナーを横っ跳びでキャッチ。反撃の芽を摘んだ。打線がしぶとく2点を奪い、投手陣が踏ん張り、バックが堅い守りを見せ逃げ切った。伊東監督も「いい試合だった。最高の形」と喜んでいた。

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2016年8月6日のニュース