巨人・田口 月間MVP初受賞「使い続けてくださった」

[ 2016年8月6日 05:30 ]

月間MVPを受賞し、ポーズを決める田口

 セ、パ両リーグは5日、7月の月間最優秀選手(月間MVP)を発表し、セは巨人・田口麗斗投手(20)とDeNA筒香嘉智外野手(24)、パは日本ハム・有原航平投手(23)とオリックス・安達了一内野手(28)が選ばれた。筒香は昨年5月以来2度目、他の3人は初の受賞となった。

 巨人の高卒3年目左腕・田口は初受賞を喜んだ。「自分の力だけではない。野手の方や、使い続けてくださった監督さんに感謝したい」。7月は4試合に先発しリーグトップタイの3勝、防御率はリーグトップの1・14。4戦とも自責点1以下に抑える安定感だった。現在7勝で防御率2・52の20歳は「2桁勝利はもちろん、防御率も(最終的に)2点台ならチームに貢献できる」と目標を口にした。

 ▼DeNA・筒香(3試合連続2本塁打を記録するなど月間16発)僕自身よりも、チームが勝てたことが一番良かった。やっぱり、ホームランはファンに喜んでもらえる。(試合の)流れが変わることも凄くある。

 ▼日本ハム・有原(月間3勝。2年目で初の2桁勝利到達)チーム状態もよかったし、これからも獲れるように頑張りたい。ここから大事な試合になってくるので1点でも少なく投げていきたい。

 ▼オリックス・安達(リーグトップの打率・380。1月には潰瘍性大腸炎で入院)いろいろな方にサポートしてもらって賞を獲れた。(同様の病気で)苦しんでいる人もたくさんいると思う。勇気づけられるように頑張っていきたい。

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2016年8月6日のニュース