女子マネ問題 高野連討議へ 批判相次ぐ 一方で慎重論も

[ 2016年8月6日 05:30 ]

2日の甲子園練習で大分の女子マネジャーが参加し、大会本部から制止されたことに批判が相次いだ

第98回全国高校野球選手権

 全国高校野球選手権大会に出場する大分の女子マネジャーが2日の甲子園練習に参加し、大会本部から制止された問題で、インターネットを中心に「なぜ女子は駄目なのか」「時代錯誤だ」などの批判が相次いでいることを受け、日本高野連の竹中雅彦事務局長は5日、連盟内で討議する意向を示した。

 技術・振興委員会で議題に上げ、規定を改正する必要があれば、理事会で検討する。女子部員が普段から練習の補助に入るチームは多数存在する。地方大会では、女子マネジャーがノックを打ち、試合中のボールガールを務める大会もある。一方で慎重論も。女子マネジャーの頬に硬球が直撃し、骨折した経験がある元監督の高野連理事は「硬球の危険性は十分、議論しないといけない」と話している。

続きを表示

2016年8月6日のニュース